三島流平の激闘記

プロキックボクサーからボディビルダーに転向した三島流平です

拳友 靖仁の存在3

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靖仁とは沢山の思い出を作ったが 去年9月めでたく結婚した。

私が生活難でプロキックボクサーを引退して、仕事見つけて1からやり直し またボディビルという競技を推薦してくれたのも靖仁である。

靖仁は私にボディビルの素質があると見込んでの事だった。

キックボクサーを引退した私は仕事する以外は飲みに行くのが趣味になっていた。

もちろん女性との出会いも兼ねて、、しかし行くのはキャバクラやら街コンやら、、金だけ沢山使うだけ、汗水垂らして稼いだ金を何万も女遊びで使ってしまう。

そして もちろん良い出逢いなんて そんな世界にあるわけがない。一夜限りの夢を買っているようなもんだ。

私は靖仁に相談した。こんな金を使うならば いっそのこと自分自身に投資をするべきだよな!飲みあるいて そこで出会った女性とプラスにもならない恋愛ごっこなんて時間の無駄だと。

私は感じた事を ありままに話した。

靖仁は言った。りゅうちゃんは 体つきが良いから 細身だがボディビルなんか向いているのではないか!と。

そうなったら私は即行動、翌日からボディビルジムを探し アポをとった。

現在所属の家から近い土浦ボディビルクラブは その当時は所在地が分からないし、電話もつながらなかった。

なので家から遠い取手にあるスポーツジムWINに出向いた。

ジムに入るなりジムのオーナーに素質があるのか聞いてみた。

オーナーは言った 君は体のフレームがいい!2、3年真面目にトレーニングすれば 茨城チャンピオンになれるかもしれない。

私は信じた。だったらやってやる!

オーナーはいった 君はプロのキックボクシングの世界ではチャンピオンになれなかったかもしれない、しかし 真面目にとりくめば このボディビルの世界ではチャンピオンになれるよ!と。

そのかわり大変だよ!と

その日から私のボディビル人生が始まった。f:id:r1y2u3h4:20190222052208j:plain

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