三島流平の激闘記

プロキックボクサーからボディビルダーに転向した三島流平です

拳友、靖仁の存在2

前回、靖仁の記事を書いたが今回も靖仁についてふれておく。

靖仁は世界的な超一流立ち技団体K-1グループが運営しているKrushにてプロデビュー戦を闘った相手である。

試合当日、会場である新宿FACEの開場が遅くて、一階にあるエレベーターホールのゲーセン前で長時間待たされた。

ちょうど靖仁と ニアミスしてしまい。気まずい空気の中、開場が開くまで一階にて これから殺りあう相手と お互い無言の時間を過ごした。そんな時に限ってゲーセンからは フザケタ音色が鳴り響く。時は妖怪ウォッチが流行り始めた時代。。

気まずい空気の中ゲーセンから『ヨーデル ヨーデル ヨーデル ヨーデル🎵妖怪出るけん 出られんけん🎶』と呑気な音色が鳴り響く。これからブン殴り合う相手とイライラしながらお互い この曲を聴いたのを昨日の事のように思い出す。

そうこうしてるうちに開場になり 靖仁陣営を先にエレベーターで私は行かせた。

これから殺しあいする奴と一緒に上がるのはゴメンだ。

早く上に上がれと 心に念じた。

先に上がる靖仁を見送り、私も会場へエレベーターで上がる。

会場に上がると 試合開始まで時間が詰まっている あまりゆっくりできない 慌ただしく健康チェックの為、医務室へと急ぐ、しかし また医務室前で待たされる。

また靖仁と近距離てニアミス。

大会役員が『お互い喧嘩しないでね!』なんて声をかけてくる。余計なお世話だ。

靖仁と 2人で医務室に通され血圧を測られた。お互い血圧が高い!

医者が『あれ!血圧たかいねぇ!』なんて お互いに聞こえるようにワザとらしくいうもんだから、、あたりめーだろ!って思った。これからブン殴り合う人間同士、医務室に同士に入れられたら心中穏やかではない。

プロデビュー戦はこうして幕をあけた。

でも命をかけて、明日があるかどうかも わからない緊張感の中戦った相手、試合が終わったら かけがえのない親友になっていた。

そんな靖仁は当時は国家公務員をやりながらプロとして試合に出ていて 途中、試合での 度重なる骨折、入院などに悩まされ ギプスしながら はってでも仕事に向かい とても苦労をしていた。

現在は出身大学の大学職員に転職し頑張っている。

それでも 練習量は限られてしまう。

試合が決まったら その時だけ練習する、あとは戦術でごまかすという頭を使った試合運び。それでもK-1でも試合したり頑張った。

しかし激務の仕事の中 冬場は試合ができないし、苦労してきた。

ブランクも1年つくり、再起して今はJ-NETWORKライトヘビー級 日本ランク9位だ!

話が長くなったので次回も靖仁特集をお届けする。f:id:r1y2u3h4:20190222041850j:plain

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